介護施設選びで後悔しないために|入居後に感じやすい4つのギャップ

介護施設
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介護施設への入居を考えるとき、多くの方が気になるのは「入居するべきタイミング」や「どんな施設を選べばいいか」ではないでしょうか。

実際に入居が決まると、家族はひと安心することが多いです。
ですが、入居後に「思っていたのと少し違った」と感じることもあります。

私は施設職員として、ご本人やご家族のそんな声を聞くこともありました。

今回は、介護施設に入ったあとに感じやすい「4つのギャップ」についてお伝えします。

▼ 介護についてわかりやすく学びたい方には、こちらの本も参考になります。


思ったより「暇」と感じることがある

施設に入ると、安全な生活環境が整い、食事や入浴などもサポートしてもらえます。

利用者様
利用者様

ご飯は3食出てくるし、

ほんとにありがたいわぁ

そうおっしゃる方もいれば、

利用者様
利用者様

結構、暇だね〜

と、話される方もいらっしゃいました。

自宅では家の中のことをできる範囲でしたり、自由に外に出たり、自分のペースで過ごせます。

でも、施設では集団生活のルールがあり、生活リズムもある程度決まっています。

レクリエーションがあっても、時間が決まっており、時には自分に合わないこともあります。

施設選びでは、日々の過ごし方やレクリエーション内容も確認しておくと安心です。

👉️レクリエーションの見学について、こちらの記事の中で詳しく解説しています

利用者さん同士の相性に戸惑うこともある

施設は集団生活なので、利用者さん同士の相性が気になることもあります。

これは、実際に入居してみないと分からない部分でもあります。

以前、別の施設から転居されてきた方のご家族から、こんな話を聞きました。

ご家族
ご家族

前の施設では、

毎日、他の利用者さんが部屋に遊びに来て、

勝手に冷蔵庫を開けたりされて、

母親が嫌になってしまったことがあったんですよ。

その施設はケアハウスだったそうで、比較的しっかりしている方が多く、自由度も高かったようです。

人との交流が活発な反面、距離感に戸惑う方もいるの思います。

一方、私が働いていた介護付き有料老人ホームでは、

要支援1〜要介護5の方が入居されていることもあり、トラブル防止のため、

「他の利用者さんの部屋には入らない」
「お話は談話室でお願いします」

というルールがありました。

実際には、仲の良い利用者さん同士で部屋を行き来していることもありました。

でも、楽しそうに過ごされていて、トラブルになっていなければ、スタッフも見守ることが多かったです。

施設によって、利用者さん同士の距離感やルールはかなり違います。

入居前に確認すると良いこと
  • 利用者さん同士の雰囲気
  • どのくらい交流しているか
  • 施設のルール
  • 職員の関わり方

入居後のギャップを減らすために、あらかじめ確認すると良いと思います。

👉️見学時のポイントを知りたい方はこちらで詳しく解説しています

👉️介護施設の種類を知りたい方はこちらで詳しく解説しています


安心できる反面、費用負担は続く

入居後、ご家族がよく言われるのは

「よかった!これで安心できる」

という言葉です。

介護の負担が減り、仕事や生活との両立がしやすくなるからです。

ただ、入居生活は長く続くこともあります。

月々の利用料に加えて、

  • 医療費
  • おむつ代
  • 日用品代
  • 散髪代
  • 加算費用

などがかかることもあります。

物価高による利用料改正もあります。

最初は安心感が大きくても、年数を重ねるうちに経済的負担を感じるご家族もいました。

入居前に「毎月どこまでかかるか」を確認しておくことはとても大切です。

👉️費用の概要を知りたい方はこちらで詳しく解説しています
 正確な費用は見学時に直接おたずねください


健康管理のために自由が減ることもある

施設では、健康状態に合わせた管理が行われます。

これは安心につながる反面、「自由が減った」と感じる場面もあります。

たとえば糖尿病がある方の場合、食事制限やおやつ管理が必要になることがあります。

施設としては、『できるだけ長く元気に過ごしてほしい』という思いから、日々の食事管理を行っています。
その一方で、『好きなものを食べさせてあげたい』という家族の思いと、すれ違ってしまうこともあります。

ご家族
ご家族

糖尿病だけど、

年齢も年齢だから、

好きなもの食べさせてあげたいわ

実際、外出時に好きなものを食べることもあるでしょう。

私が働いていた施設では、そういう場合、

「何を食べたか教えてくださいね」

とお願いしていました。

事前に分かっていれば、その後の血糖値を見たときに状況を把握しやすく、必要な対応もしやすくなるからです。

大切なのは「食べてはいけない」と一方的に制限することではなく、施設と家族が情報を共有しながら健康を守っていくことだと思います。

ただ、施設によって対応の仕方や伝え方はさまざまです。

強く注意されることもあるかもしれません。

あらかじめ本人の持病を伝え、食事制限について確認すると安心です。

入居前に確認すると良いこと
  • 食事制限について
  • 外出時の食事、面会時の間食について

👉️見学時のポイントを知りたい方はこちらで詳しく解説しています

まとめ・施設入居はゴールではなく、新しい生活のスタート

介護施設への入居は、家族にとっても本人にとっても大きな決断です。

入居すると安心できることは増えます。

でも、入ってみて初めて分かることもあります。

だからこそ大切なのは、

「入った後の生活をイメージすること」

です。

施設選びの段階で生活の流れや管理内容を知っておくことで、後悔や戸惑いを減らしやすくなります。

入居は終わりではなく、新しい生活のスタートです。

本人にも家族にも合った施設を見つけられることが、何より大切だと思います。

👇️施設選びの時に、こちらの記事も参考にしてください。

・入居のタイミングが遅れると後悔する理由についてこちらの記事で詳しく解説しています

・「介護施設はどんな種類があるの?」種類を知りたい方はこちらで詳しく解説しています

・「介護施設はいくらかかるの?」費用の概要を知りたい方はこちらで詳しく解説しています
 正確な費用は見学時に直接おたずねください

・「施設の見学のときは何を確認するといいの?」見学時のポイントを知りたい方はこちらで詳しく解説しています

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