もの忘れ外来を受診する時、
「家族は何を医師に伝えればいいの?」
「本人の前で話していいの?」
と悩む方は多いのではないでしょうか。
実は、診察の質は家族の伝え方で大きく変わります。
伝え方を間違えると、正しい診断につながらなかったり、本人を傷つけてしまうこともあります。
この記事では
✔ 医師に伝えるべき内容
✔ 本人に配慮した伝え方のコツ
✔ 薬の副作用に気づくポイント
を、実体験を交えてわかりやすく解説します。
受診前に知っておくだけで、安心して診察に臨めます。
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もの忘れ外来で家族からの情報が重要な理由と伝え方
もの忘れ外来を受診する際、医師に日常生活の様子を伝えることはとても大切です。
しかし本人には自覚がなかったり、本人の前では言いにくい内容も多いものです。

本人の前で言いにくいことはメモで伝える
そこでおすすめなのが小さなメモを用意することです。
日常生活の中で「これは医師に伝えたい」と思うことがあれば、その都度書き留めておきましょう。
受診時には、伝えたい内容を小さめの紙にまとめ、本人に気づかれないよう持参します。

看護師へのメモの渡し方
診察前には看護師による問診があります。
その際に、こっそりとメモを渡しましょう。
看護師が内容を確認し、医師に伝えてくれるため、診察前に医師が状況を把握できます。
せっかく受診しても、生活の様子が伝わらなければ正確な判断は難しくなります。また、本人の前でストレートに伝えると、怒ったり落ち込んだりすることもあるため注意が必要です。

私は県外に住んでいたので、
私が付き添えない時には、
父から聞いたことを手紙に書いて、実家に送り、
父に受診のときに持っていってもらいました。
日頃から気をつけたい声かけの注意点
家族はつい、変わってしまった行動を見て
「認知症だ」
と言ってしまいがちです。
しかし病名を指摘されることは、誰にとってもつらいものです。
否定や注意が続くと、怒りや落ち込みの原因になったり、受診拒否につながることもあります。
薬の副作用は早めに医師へ相談
処方された薬を飲み始めたあと、状態が悪くなった場合は、次の予約を待たず早めに病院へ連絡・受診しましょう。
薬は合う・合わないの個人差が大きいため、変化に気づいたらすぐ相談することが大切です。
我が家の体験談|薬の変更で起きた変化

最近、俺がちょっと声かけただけで、
すごい怒り方して、困ったもんだ…
我が家では、アリセプトを約1年半服用した頃から、母が以前より怒りっぽくなったと父が困るようになりました。
気になったため主治医に相談したところ、副作用の可能性も考えられるとのことで、薬をメマリーへ変更することになりました。
メマリーは少しずつ量を増やしていく薬ですが、服用開始から2週間ほど経った頃、今度は極端に活気がなくなり、元気がない様子が目立つようになりました。心配になり予約日を待たず受診して相談した結果、薬は再びアリセプトに戻りました。
この経験から感じたのは、薬の変化は家族が日常の様子をよく見ていないと気づきにくいということです。少しでも「いつもと違う」と感じたら、早めに医師へ相談することが大切だと実感しました。
※薬の効果や副作用には個人差があります。服薬については必ず医師の指示に従ってください。
まとめ:家族が無理をしない関わり方
もの忘れ外来の受診では、家族だからこそ気づける日常の変化がとても大切な情報になります。
本人に配慮しながら医師へ状況を伝える工夫や、薬の変化に気づいたときに早めに相談する行動が、安心できる治療につながります。
家族だけで抱え込まず、医療者と協力しながら、その人らしい生活を支えていきましょう。
※介護保険申請した場合は、医師に伝えましょう。
🌸 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回の記事でも、あなたの不安が少し軽くなりますように。🌸
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