入院期限ってあるの?|病棟ごとの違いと母の転院経験

受診・医療
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母が脳梗塞で救急搬送された日。

医師から病状の説明を受けたあと、看護師さんから、

「急性期病棟は長く入院できないので、
1か月くらいを目安に転院になります」

と説明を受けました。

さらに、

「転院希望先はありますか?」

とも聞かれ、まだ入院したばかりなのに、
もう転院の話をするのだと驚いたことを覚えています。

結果的に母は、約2週間後に、
以前通院していた病院の回復期リハビリ病棟へ転院しました。

その後も、

  • リハビリ病棟
  • 自宅介護
  • 再入院(地域包括ケア病棟)
  • 療養病棟

と、状態に合わせて病院(病棟)が変わっていきました。

今回は、病棟ごとの入院期間の違いや、
実際に家族として感じたことを書いてみます。

▼入院・転院・退院についてわかりやすく学びたい方には、こちらの本も参考になります。

病棟によって入院期間が違います

病棟の種類主な役割入院期間の目安特徴
急性期病棟手術・治療・救命数日〜1か月前後症状が落ち着くと転院調整になることが多い
回復期リハビリ病棟リハビリ中心最大150日前後リハビリをして自宅復帰を目指す
地域包括ケア病棟在宅復帰支援約60日程度在宅復帰や介護調整を行う
療養病棟長期療養比較的長期医療ケアを受けながら療養できる

※病院や病状によって異なります。

👉️入院した当日に、入院期限とCSセットの話がありました。CSセットについてはこちらで詳しく解説しています。


「最大期限までいられる」とは限りませんでした

看護師
看護師

この期限は最大期限なので、

決まれば、みなさん

もっと早く転院されていますよ。

入院期間が長くなると、
病院側の診療報酬の仕組みも関係してくるそうです。

昔は、同じ病院に長く入院しているイメージがありましたが、
今は、

  • 急性期は急性期病棟
  • リハビリはリハビリ病棟
  • 長期療養は療養病棟

というように、
役割分担がはっきりしているのだと感じました。

確かに、
退院できる状態なのに長く入院していたら、
本当に治療が必要な方が入院できなくなってしまいます。


母は急性期病院からリハビリ病棟へ転院しました

母は重度の脳梗塞でした。

先生からは、

「発症後3か月くらいまでは、リハビリで機能回復しやすい時期」

と説明を受けました。

そのため、
急性期病院で治療を受けたあと、
元々通院していた病院の回復期リハビリ病棟へ転院を希望しました。

リハビリ病棟の入院期間は約5か月ほどだったと思います。

リハビリをしても、
時間が経つにつれて回復はゆるやかになるそうで、
最初の時期のリハビリが大切だそうです。

👉️入院した時、CSセットの契約をしました。転院すると、その病院と提携している会社のCSセットを再契約しました。
 「CSセット、何を選ぶ?」について、こちらで詳しく解説しています。


「最期になるかもしれない」と思って自宅介護をしました

リハビリ効果で、発病後よりは良くなっていましたが、

自宅で介護できるほど、母の状態が良いわけではありませんでした。

リハビリ病棟の入院期限はもう間近。私は、

「母が生きて自宅へ帰れる最後のチャンスかもしれない」

と思い、1か月の期限付きで在宅介護をすることにしました。


先生や看護師さんは、かなり心配していたようで、

医師
医師

1か月と決めているけど、ムリはしないで。

1週間後でも2週間後でも、

必要ならいつでも受け入れますから。

と、退院時のカンファレンスで言われました。

あとでカンファレンスに出席していた訪問看護師さんから、

「そこまで言ってくれる病院は珍しいですよ」

と言われました。

訪問看護師さん、訪問リハビリの方の協力もあり、

予定通り約1か月在宅介護をして、同じ病院の他病棟に再入院となりました。

👉️退院後を支えてくれた訪問介護について、こちらで詳しく解説しています。


再入院後は60日ほどの期限がある病棟でした

再入院した時、
「とりあえずこの病棟へ」と案内された病棟は、
60日ほどの期限がある病棟でした。

今思うと、
地域包括ケア病棟だったのかもしれません。

その後、
現在は療養病棟へ移り、
長期療養を続けています。

母の入院・転院の流れ

病棟入院期間
急性期病棟約2週間
回復期リハビリ病棟約140日
自宅介護約1か月
地域包括ケア病棟約1か月
療養病棟現在入院中

※現在入院している療養病棟は、最期までいられる病棟です。

家族が困るケースもあると思います

「まだ自宅では難しいのでは…」

と家族が不安を感じる段階で、
退院調整が始まることもあります。

家族
家族

まだ歩いてトイレに行けないのに、

退院しなくちゃいけないの?

👉️介護保険でレンタルできる福祉用具については、こちらで詳しく解説しています。

特に、

  • ADL(日常生活動作)が十分回復していない
  • 介護する家族がいない
  • 家族による在宅介護が難しい

という場合、
家族が困ってしまうこともあると思います。

すでに施設へ入所している方、施設入所を考えている方であれば、
退院後の心配は比較的少ないですが、
自宅へ戻る場合は、
介護サービスや家族の準備も必要になります。

現在は、病院の地域連携室や相談員さんが、
退院後の生活を一緒に調整してくれることも多いので、相談しましょう。

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まとめ

「病院にはそれぞれ役割がある」

急性期病院で治療を受け、
状態に合わせて、
リハビリ病棟や療養病棟へ移っていく

今は、そのような流れが一般的になっているようです。

突然「転院です」「退院調整です」と言われると、
家族はとても不安になります。

ですが、
病院側も限られた病床の中で、
本当に治療が必要な方を受け入れるために動いているのだと思います。

私自身、
母の入院や転院を経験して、
病院ごとの役割を少しずつ理解していきました。

母が自宅へ戻るにあたって、
退院前カンファレンスや介護タクシーなど、
さまざまな準備が必要でした。

その時の流れは、別の記事でまとめたいと思います。
カンファレンスや退院前の準備についてはこちらの記事の中で解説しています。

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