「デイサービスってどんなところ?」
「うちの親も利用したほうがいいのかな…」
介護認定を受けると、訪問介護だけでなく、
デイサービス(通所介護)やデイケア(通所リハビリ)も利用できるようになります。
▶介護認定の申請の流れはこちら
とはいえ、本人が嫌がったり、
どんな施設を選べばいいのか迷ったりすることも多いですよね。
この記事では、デイサービスの基本的な内容や選び方を、
実際に母が利用した体験談を交えながら、やさしく解説します。
▼ デイサービスについてわかりやすく学びたい方には、こちらの本も参考になります。
デイサービス・デイケアとは
介護認定を受けると、ホームヘルパーによる訪問介護だけでなく、
デイサービス(通所介護)やデイケア(通所リハビリ)も利用できるようになります。
自宅で生活しながら、日中だけ施設に通い、
入浴や食事、リハビリ、レクリエーションなどのサービスを受けることができます。
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母がデイサービスを利用するまでの経緯(体験談)
母は、初めての介護認定で「要支援1」となりました。
しかし本人は、「そんなところに行く必要はない」と強く拒否していました。
長年、商売をしていたこともあり、知り合いに会うことに抵抗があったようです。
当時、私は県外に住んでおり、日常的に様子を見ることができませんでした。
メニエールがある上に、夏には熱中症で体調を崩したこともあり、体調管理の面でも不安がありました。

デイサービスには、看護師さんや介護員さんがいるから
体調もみてもらえるよ。
近くが嫌なら、市外のデイサービスにも行けると思うよ
そのように母に伝えました。
ケアマネジャーが施設に確認してくれたところ、送迎範囲を少し外れていましたが、対応可能とのことでした。
結果的に、母は市外のリハビリ特化型のデイサービスに通うことになりました。

家までわざわざ迎えに来てくれるなら、
行ってみようかな。
利用先の決め方とケアマネの役割
デイサービスやデイケアは、本人の状態や性格に合った施設を選ぶことがとても大切です。
ケアマネジャーに相談すると、条件に合う施設を提案してくれます。
また、実際に利用を決める前に、見学をすることもおすすめです。
施設の雰囲気やスタッフの対応を見ること、どんなことをして過ごすか説明を聞くことで、安心して通えるかどうか判断しやすくなります。
デイサービスの役割
デイサービスには、いくつかの役割があります。
- 生活にメリハリをつけられる
- こもりがちを防ぎ、人と交流できる
- 日常生活の介護を受けられる(食事や入浴など)
- 家族の休息になる
- スタッフや他利用者さんと相性が合わない場合もある
- 費用がかかる(同じ時間を過ごしても、要介護度が高いほど費用も高く、回数を増やせば費用がかさむ)
- 送迎の時間に合わせる必要がある
本人の生活にメリハリをつけることで、生活リズムが整いやすくなります。
また、介護をする側が少しでも休める時間を持つことは、長く介護を続けるためにとても大切です。
デイサービスの種類と選び方
| 項目 | デイサービス(通所介護) | リハビリ特化型デイサービス | デイケア(通所リハビリ) |
|---|---|---|---|
| 目的 | 日常生活の支援・交流 | リハビリ中心 | 医療的リハビリ |
| 主な内容 | 入浴・食事・レクリエーション | 機能訓練(運動)中心 | 医師の指示によるリハビリ |
| リハビリ | 簡単な体操程度 | 専門的な運動あり | 本格的(個別リハあり) |
| スタッフ | 介護職員・看護師 | 介護職員・機能訓練指導員 | 医師・理学療法士・作業療法士など |
| 利用時間 | 1日型が多い | 半日(2〜3時間)が多い | 半日〜1日 |
| 入浴・食事 | あり(施設による) | なしが多い | あり(施設による) |
| 対象者 | 要支援・要介護 | 要支援・要介護 | 要支援・要介護(医師の関与あり) |
| 特徴 | ゆったり過ごす・交流重視 | 運動中心・短時間 | 医療的サポートが手厚い |
デイサービスにはさまざまな種類があります。
たとえば、
- リハビリに特化した半日型
- 入浴や食事ができる1日型
などがあります。
自宅での入浴が難しい場合は、入浴サービスがある1日型のデイサービスが便利です。
▶自宅での入浴対策についてはこちら
▶寝たきりでもお風呂に入れる訪問入浴についてはこちら
▶デイサービスのお風呂の種類(個浴・大浴場・機械浴)についてはこちら
本人の体調や希望に合わせて、
無理のない施設を選びましょう。
通所サービスには他にも種類がある
- 認知症対応型デイサービス
- 地域密着型デイサービス
- 療養通所介護
👉 詳しくはケアマネジャーに相談しましょう。
母が通所したリハビリ特化型デイサービス(半日型)
母は、運動機能の維持を目的として、
短時間でリハビリが受けられる「リハビリ特化型デイサービス」を週1回午後、利用しました。(後に週2回に増やしました)
- バイタル測定
- お茶を飲みながら、おしゃべり
- 理学療法士によるリハビリ
- 運動器具を使ったリハビリ
- マッサージで体をほぐす

デイサービスは便利なサービスですが、時には「行きたくない」と感じる場合も少なくありません。
実際の体験をもとに、行きたがらない理由や対処法については、こちらの記事で詳しくまとめています。
まとめ
デイサービスやデイケアは、本人だけでなく家族にとっても大切な支援です。
無理に勧めるのではなく、本人の気持ちに寄り添いながら、合った施設を見つけていくことが大切です。
どんなことでもケアマネジャーに相談しながら、見学を通して安心できる場所を選びましょう。
▶デイサービスに行きたがらないときもあります。対処方法はこちら
▶介護保険申請の流れを優しく解説している記事はこちら
▶小規模デイサービスと大規模デイサービスの違いはこちら
▶デイサービスでのレクリエーションはどんなことをするのか知りたい方はこちら
▶デイサービスのほかに、訪問・泊まりも同じ事業所でまとめて利用できる「小規模多機能型居宅介護」というサービスもあります。介護者が休養を取りたいときに役立つ「ショートステイ」との違いや使い分けについては、介護できないときに頼れる「ショートステイ」と「小規模多機能型居宅介護」の活用ガイドをご覧ください。
▶ 在宅介護が不安な方へ
・在宅介護が限界と感じたときの対処法はこちらで詳しく解説しています
・BPSD(認知症の症状)で困ったときの対応はこちらで詳しく解説しています
・訪問介護でできること・できないことはこちらで詳しく解説しています
あわせて読むことで、これからの介護がより分かりやすくなります。
🌸 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回の記事でも、あなたの不安が少し軽くなりますように。🌸
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