在宅介護をしていると、「お風呂をどうするか」は大きな悩みの一つです。
手すりやシャワーチェアなどの福祉用具を利用しても、自宅のお風呂への出入りが難しくなったり、転倒の危険が高くなったりすることがあります。
そのような場合は、デイサービスやショートステイで入浴する方法もありますが、自宅で入浴できる「訪問入浴」というサービスもあります。
私の母も退院後の在宅生活で訪問入浴を利用しました。実際に利用して感じたことをご紹介します。
👉️退院後の準備を進めたときの様子はこちらの記事で解説しています。
▼「本音の介護奮闘記」はこちらです。
自宅での入浴が難しくなったら
高齢になると、浴槽をまたぐ動作や立ち座りが難しくなります。
介護保険で利用できる手すりやシャワーチェア、浴槽台などの福祉用具を使うことで入浴を続けられる場合もあります。
状態によっては訪問介護(ホームヘルパー)の入浴介助を利用しながら、自宅のお風呂を続けられる方もいらっしゃいます。
👉️自宅で安全に入浴する工夫について、こちらの中で詳しく解説しています。
しかし、
- 転倒の危険が高い
- 寝たきりになった
- 介助が難しい
といった場合は、自宅のお風呂を利用することが難しくなります。
そんなときは、
- デイサービスの入浴
- ショートステイの入浴
- 訪問入浴
などの方法があります。
わが家では母が寝たきりで鼻腔栄養だったため、自宅の浴室での入浴は難しく、訪問入浴を利用しました。
👉️デイサービスでの入浴を考えたら「デイサービスってどんな所?」こちらの記事の中で解説しています。

👉️わが家が自宅介護で利用した福祉用具についてはこちらで詳しく解説しています。
母が利用した訪問入浴
母は退院後、自宅で訪問入浴を利用しました。
毎回3人1組で来てくださり、とても手際よく準備を進めていました。
一般的には、
- 看護師
- 介護職員2名
の3人で訪問することが多いようです。
(※事業所によって体制は異なります)
利用者の状態によっては、介護職員が運転も兼ねている場合もあります。
母の場合は、介護職員の内1名が男性で、運転や浴槽の設置、移乗介助を担当され、
女性職員が洗身や洗髪を担当していました。

ベッドの横に浴槽を設置
訪問入浴のスタッフが到着すると、まず血圧や体温などのバイタルチェックを行います。
その後、電動ベッドの横に専用の浴槽を組み立て、お湯を張ります。
私が初めて見たときは、
「こんな浴槽が家の中に入るんだ!」
と驚きました。

スタッフ同士の連携が良く、
手際よく準備をして
お風呂に入れてくれました。
感謝です。
入浴だけではない安心感
入浴時には、
- 血圧や体温の確認
- 皮膚状態の観察
- 褥瘡(床ずれ)の有無の確認
なども行ってくれました。
家族だけでは気づきにくい皮膚トラブルを見てもらえるのは、とても安心でした。
入浴中にシーツ交換もできた
母が入浴している間、男性スタッフの方と一緒にシーツ交換をしました。
寝たきりの方のシーツ交換は、ベッドに寝たまま行うと大変ですが、入浴中ならスムーズに交換できます。
訪問入浴の本来のサービスは入浴介助ですが、スタッフの方が気を配ってくださり、とても助かりました。
時間が前後することもあった
訪問入浴は予定時間が決まっていますが、多少前後することもありました。
前の利用者さんの体調不良で訪問入浴が中止になったり、予定より介助に時間がかかることもあるためです。
ただし、時間が変更になる場合は必ず事前に連絡をいただけたので、不安になることはありませんでした。
まとめ
👉️母が自宅へ戻るまでの経緯(入院期限)はこちらで詳しく解説しています。
寝たきりになっても、お風呂をあきらめる必要はありません。
訪問入浴は、自宅で安全に入浴できる介護保険サービスの一つです。
私の母も利用しましたが、スタッフの皆さんのチームワークと丁寧な対応のおかげで、安心して入浴することができました。
自宅での入浴が難しくなったときは、ケアマネジャーに相談してみるのもおすすめです。
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