母は、入院期限が間近のリハビリ病棟を退院し、自宅へ戻ることになりました。
退院が決まると、
訪問看護や訪問入浴の調整、電動ベッドの搬入、介護タクシーの手配など、自宅介護を始めるための準備が必要でした。
今回は、母の退院前に実際に行った準備や、退院前カンファレンスの様子について体験談を交えてお話しします。
👉️病棟の入院期限については、こちらの記事の中で解説しています。
▼親の入院・介護についてわかりやすく学びたい方には、こちらの本も参考になります。
退院前カンファレンスとは
母が退院する時は、私の希望を踏まえながら、
病院の相談員さんが中心となり、
- 訪問看護
- 訪問リハビリ
- 訪問入浴
- 福祉用具
- 往診医
などを調整してくださいました。

退院前カンファレンスには、各事業所の担当者さんや顔なじみのケアマネジャーも参加され、自宅介護へ向けた話し合いを行いました。
現在は病院の地域連携室や相談員さんが退院後の生活を一緒に調整してくれることも多いようです。
介護保険をすでに利用している場合は担当ケアマネジャーと連携しながら進みますし、
初めて介護保険を利用する場合でも、病院へ相談することで必要なサービスを一緒に考えてもらえます。
カンファレンスで持参したもの
- 介護保険証
- 介護保険負担割合証
- 後期高齢者医療保険証
- 身体障害者手帳
ケアマネジャーさんや各事業所の担当者さんは、保険証の内容を確認したり、写真を撮ったりしていました。
利用者情報の作成や契約準備などに必要なためだと思います。

母の場合は、退院前カンファレンスから3日後に退院となりました。
退院日が近い場合は各事業所も急いで準備を進めるため、必要書類はすぐに出せるようにしておくと安心です。
👉️介護保険証・介護保険負担割合証について、こちらの記事の中で解説しています。
退院前日に電動ベッドを搬入
我が家の場合は、退院前日に福祉用具事業所の方が電動ベッドを搬入してくれました。
ベッドが届く前に考えたのは、「どこに置くか」です。

私は介護の仕事をしていた経験があったため、
- ベッドの右側
- ベッドの左側
- 頭側
に立って介助できるよう配置を決めました。
オムツ交換や着替え、体位変換などを考えると、介助者が動けるスペースはとても大切です。
電動ベッドは思った以上に大きく重さもあります。
一度設置すると、家具を移動するように気軽に場所を変えるのは難しいため、どこに置くかはよく考えることをおすすめします。

どこに置いたらいいのかわからない時は、
ケアマネジャーや福祉用具専門相談員さんへ相談すると、
使いやすい配置を提案してもらえますよ。
👉️電動ベッド・エアマット等、必要なものは介護保険を使ってレンタルしました。
こちらの記事の中で解説しています。
退院時は介護タクシーを利用
寝たきりの母は、普通の車には乗れません。
退院当日の介護タクシーは、病院側が手配してくれました。
私が以前住んでいた所では、一般のタクシー会社が介護タクシー事業も行っていました。
一方、実家の地域では介護タクシー専門の会社でした。
また、急性期病院からリハビリ病院へ転院した際も、病院が手配してくれたのは介護タクシー専門会社でした。
地域によって違いがあるのだなと感じました。
母を抱えてベッドまで運んでくれました
我が家は道路側が店舗になっており、玄関は建物の裏側です。
玄関までの通路は砂利で幅も狭く、ストレッチャーを使える環境ではありませんでした。
そのため介護タクシーのスタッフさんは、移乗用ベルトを使用しながら母を抱きかかえ、自宅のベッドまで運んでくれました。

退院前に自宅の状況を伝えていたことで、必要な準備をして来てくださったのだと思います。
在宅介護では介護タクシーの予約も大切
私が訪問介護の仕事をしていた頃、利用者さんの受診に同行することがありました。
診察が終わり次回の受診日が決まると、ご家族はすぐに介護タクシーの予約をされていました。

介護タクシーは少ないから、
早く予約しないと、
取れないことがありますから
地域差はありますが、車椅子対応やストレッチャー対応の車両は限られています。
病院が手配してくれる退院時とは違い、在宅生活が始まると予約や調整は家族が行うことも多くなります。
受診日が決まったら、早めの予約がおすすめです。
介護タクシーは誰が手配するの?
母が自宅から再入院した時は、担当ケアマネジャーが介護タクシーを手配してくれました。
私が訪問介護の仕事をしていた頃は、定期受診だったからか、ご家族が予約していることが多かった印象です。
地域や状況によって違いがあるのかもしれません。
わからない場合は、まずケアマネジャーへ相談すると安心だと思います。
まとめ
退院前には、退院前カンファレンスだけでなく、福祉用具の準備や介護タクシーの手配など、さまざまな準備が必要でした。
我が家では病院の相談員さんやケアマネジャーさん、各事業所の皆さんが連携してくださったおかげで、安心して自宅介護を始めることができました。
特に電動ベッドの配置や介護タクシーの利用は、実際に経験して初めて気付くことも多くありました。
退院後の生活を少しでもスムーズに始めるために、不安なことや自宅の状況は遠慮せず相談員さんやケアマネジャーへ伝えておくことをおすすめします。
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