母の最初の介護認定は要支援1。軽度認知症と軽いメニエール病でした。
認知症は早期受診がとても重要です。
▶ 認知症は早期受診が重要な理由はこちら
その後、認知症は徐々に進行し、1年後の更新では要介護1に。
認知症の家族がいると、「もし外出先から帰ってこなかったら」と不安になることはありませんか。
実際、認知症による行方不明は珍しいことではなく、家族にとってはとても現実的な心配です。
わが家でも、軽度認知症だった母が一人で外出するたびに不安を感じるようになり、対策を探して見つけたのが認知症SOSネットワークでした。
この記事では、実際に登録した体験をもとに、申請方法・必要書類・保険内容・更新の流れまで詳しく解説します。
同じように不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。
▼ 介護についてわかりやすく学びたい方には、こちらの本も参考になります。
母の状態と日常生活
母は認知症があるものの体は元気で、若い頃から通っている八百屋や銀行へ自転車に乗って、一人で出かけていました。
実家のある市は、市の中心部を線路が通っており、電車の本数も多く、踏切事故が多い地域です。
特に八百屋へ行くには踏切を渡らなければなりませんでした。

行方不明の可能性を考えた理由

私は気をつけて自転車に乗ってるし、
銀行も八百屋も行ける!
心配しなくても大丈夫!
と、母はいつも言っていましたが、
2024年(令和6年)に警察へ届け出があった
認知症またはその疑いによる行方不明者は18,121人
認知症が少しずつ進行していた母。いつもの買い物の途中で
- 道を間違える
- 別方向へ行ってしまう
いつかそんなことが起こるのではないか…。そんな可能性は十分ありました。
SOSネットワークを知ったきっかけ
不安を感じ始めた頃、市のホームページで
認知症SOSネットワークの記事を見つけました。
すぐに市役所の介護保険課へ相談に行きました。
市役所での登録手続きの流れ
- 胸から上の写真
- 全身写真
- 介護保険証
窓口では職員の方が丁寧に教えてくれ、申請書にその場で記入しました。

実際に記入した内容
記入項目は想像以上に細かく、次のような内容でした。
- 本人住所・氏名
- 家族の連絡先
- 身長・体重
- 身体的特徴(ほくろ・姿勢等)
- 登録を希望する理由
- 普段の行動範囲(〇〇スーパーによく行く等)
- 認知症状や障害の有無
- 持ち物(外出時にいつも持っているもの、杖・バッグや履いている靴の特徴等)
- 氏名以外の呼び名(旧姓・愛称等)…旧姓に反応する方もいます
母は自営業だったため、 屋号で呼ばれると反応することも記入しました。
また当時は自転車に乗っていたので、自転車の特徴も書きました。
持ち物には、記名をしておくのも必要です。母は、靴に記名していました。
任意の個人賠償責任保険について
登録時、希望者は
個人賠償責任保険に加入可能でした。
- 線路侵入事故などの賠償補償
- 自己負担なし
自宅の近くに踏切があったため、迷わず加入しました。
これで手続きは完了です。
行方不明時の連絡の流れ
万一、行方不明になった場合
① 110番通報し、捜索願提出
② 地域包括支援センターまたは市へ連絡
その後
包括から関係機関へ情報共有される仕組みでした。
更新手続きの通知が届いた話
年度末になると、市から【SOSネットワーク事業変更・廃止届】が送られてきました。
- 更新する
- 登録内容変更する
- 登録の廃止
この時はそのまま更新しました。

母はその後、脳梗塞で長期入院となり、
外出はできなくなったので、
登録廃止の手続きに行きました。
SOSネットワークは全国共通ではない
調べて分かったことがあります。
この制度はすべての自治体にあるわけではありません。
もし
「親が行方不明になる可能性があるかもしれない」
と感じたら、まずは
👉 お住まいの市町村へ問い合わせてみてください。
早めに知っておくだけでも、安心につながります。
もし、SOSネットワークがない場合は、高齢者見守りサービスセンサーを使うのもいいと思います。
🌸 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回の記事でも、あなたの不安が少し軽くなりますように。🌸


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