介護施設入居前に確認したいこと|見落としやすい注意点まとめ

介護施設
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介護施設への入居は、見学をして終わりではありません。

申し込みや面談、契約、入居準備など、実際にはさまざまな手続きや確認があります。

また、入居してから、

  • 「こんなルールがあったんだ…」
  • 「今までと同じ病院に受診できる?」
  • 「入院したらどうなるの?」
  • 「お金の管理は?」

と戸惑うご家族も少なくありません。

私は介護付き有料老人ホームで勤務していましたが、入居前に確認しておくことで、あとからの不安やトラブルを減らせると感じていました。

この記事では、介護施設の入居までの流れと、契約前に確認しておきたいポイントについて、現場経験も交えながらまとめます。

▼ 介護施設の選び方についてわかりやすく学びたい方には、こちらの本も参考になります。

介護施設入居までの大まかな流れ

介護施設への入居は、一般的に次のような流れで進みます。

  1. 資料請求・情報収集
  2. 見学・相談
  3. 申し込み
  4. 面談(本人確認・状態確認)
  5. 契約
  6. 入居準備
  7. 入居開始

施設によって流れは多少異なりますが、見学後すぐに入居できるとは限らず、面談や書類準備が必要になります。

👉️施設見学から入居までの流れは、こちらで詳しく解説しています

契約・入居前に確認しておきたいこと

協力医療機関や受診対応について

施設には、協力医療機関が決まっている場合があります。

私が勤務していた介護付き有料老人ホームでは、協力医療機関以外を受診する場合、送迎費をいただいて対応していました。

対応方法や費用は施設ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。

また、入居をきっかけに受診先が変わることもあります。

その場合は、現在の主治医に紹介状(診療情報提供書)を書いてもらう必要があります。

特養では、協力医療機関の医師が往診対応をしている施設もあります。

受診方法や緊急時の対応についても、入居前に確認しておくと安心です。

はるひ
はるひ

施設によって受診対応が違うので、

必ず事前に確認しましょう。


福祉用具が変わることもある

自宅では家具につかまりながら歩けていた方でも、施設では移動距離が長くなります。

そのため、歩行状態を確認させていただき、杖や歩行器、車椅子などが必要になるケースもありました。

施設側でも安全面を確認しながら対応するので、使い慣れた福祉用具を持ち込む場合は、事前に相談しておくと安心です。


入院時の費用についても確認を

入居後に入院となった場合、施設によっては、入院中も居室料や管理費(共益費)などが継続して必要になるケースがあります。

そのため、

  • 入院費+施設利用料

の両方がかかり、一時的に負担が大きくなることもあります。

👉️ 「介護施設の費用はどれくらい?」の記事はこちらで詳しく解説しています

また、入院期間が長くなった場合

  • 部屋をそのまま確保できるのか
  • 一定期間で退去扱いになるのか
  • どの費用が継続するのか

などは施設によって異なります。

老健(介護老人保健施設)では、入院が長引くと退所扱いになるケースもあります。

退院後は再入所という形になることもありますが、空き状況や身体状況によっては、以前と同じ施設に戻れない場合もあります。

事前に確認しておくと安心です。


金銭管理についても確認を

施設では、金銭トラブル防止のため、居室に持ち込める現金額を決めている場合があります。

私が勤務していた介護付き有料老人ホームでは、要支援1〜要介護5までの利用者様が入居されていました。

そのため、居室で管理できる現金は5,000円までとなっており、それ以外は家族に管理をお願いしていました。

はるひ
はるひ

認知症の利用者様もいらっしゃるため、

「お金がなくなった」などのトラブル防止の目的もありました。

対応は施設によって異なり、

  • 本人管理
  • 家族管理
  • 施設預かり
  • 小口現金のみ本人管理

など様々です。

入居前の確認事項
  • 現金はいくらまで居室に持ち込めるか
  • 日用品等、買い物代の支払い方法
  • 理美容代や受診費用の扱い

私が勤務していた介護付き有料老人ホームでは、受診代や理美容代などに備えて、あらかじめ家族から上限1万円まで施設でお預かりしていました。

必要時には、その預かり金から支払いを行い、明細は毎月ご家族へお渡ししていました。

金銭管理の方法は施設によって異なるため、入居前に確認しておくと安心です。

はるひ
はるひ

独居で、お金や通帳の管理をすべて自分でされていた方は、

戸惑いや抵抗があるかもしれませんね。

入居前に、ご本人、家族でよく話し合いましょう


感染症流行時は外出・外泊が制限されることも

施設では、インフルエンザや感染症が流行した場合、感染拡大防止のため、

  • 面会制限
  • 外出制限
  • 外泊中止

などの対応を行うことがあります。

私が勤務していた施設でも、感染状況によって外出・外泊を控えていただく時期がありました。

高齢者施設では重症化リスクも高いため、安全を優先した対応になる場合があります。

対応方法は施設ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。

はるひ
はるひ

感染されていない元気な利用者様にとっては、

外出や面会の制限がつらいですよね

ただ、高齢者施設は集団生活のため、

感染拡大を防ぐ目的で、ご協力をお願いしました。

まとめ

介護施設への入居は、見学だけで決まるものではなく、申し込み・面談・契約・入居準備など、さまざまな確認をしながら進んでいきます。

また、実際に入居してから、このような可能性があります。

  • 受診先が変わる
  • 福祉用具が必要になる
  • 入院時の費用が発生する
  • 金銭管理のルールがある
  • 感染症流行時に外出制限がある

など、家族が初めて知ることも少なくありません。

対応は施設ごとに異なるため、「あとで困らないため」にも、気になることは事前に確認しておくことが大切だと思います。

少しでも安心して入居の日を迎えられるよう、この記事が参考になれば嬉しいです。

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