高齢者の家庭内事故は、浴室・階段・玄関で多いと言われています。特に浴室は、滑りやすく転倒の危険が高い場所です。
介護保険を利用すると、**手すりの設置(住宅改修)**や、
浴室用の椅子・浴槽ボード・滑り止めマットなどの福祉用具を購入することができます。
また、家族が入浴を手伝うときには、ちょっとしたコツを知っておくと安心です。
この記事では、介護保険でできる浴室の安全対策と、ホームヘルパーの仕事で学んだ入浴介助のコツを紹介します。
浴室の手すり設置などは、介護保険の住宅改修制度を利用できます。
住宅改修については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▼ 介護についてわかりやすく学びたい方には、こちらの本も参考になります。
浴室は事故が多い場所|介護保険で安全に入浴する工夫
高齢者の事故は、浴室で起こることがとても多いと言われています。
床が滑りやすく、立ったり座ったりの動作も多いため、転倒につながりやすい場所です。
介護保険を利用すると、住宅改修で手すりを設置したり、
浴室で使う椅子やボード、滑り止めマットなどの福祉用具を購入することができます。
※肌に直接触れるものは、衛生面の理由からレンタルではなく購入になります。
購入も1割〜3割の自己負担です。介護保険負担割合証をご確認ください。介護保険負担割合証の記事はこちらです。
浴室用の福祉用具で入浴を安全に
浴室には、次のような福祉用具があります。
- シャワーチェア(浴室用の椅子)
- 浴槽ボード(浴槽のまたぎを助ける板。板に腰掛けて、足を浴槽に入れて入ります)
- 滑り止めマット(浴槽の下に敷きます)

こうした用具を使うことで、自分で安全に入浴できる場合もあります。
それでも不安があるときには、
訪問介護(ホームヘルパー)に入浴介助をお願いすることもできます。
家族が入浴介助をするときのコツ
これは、私がホームヘルパーの仕事をしていたときに学んだ方法です。
シャワー介助するときのコツ
新しい家では少ないかもしれませんが、
シャワーのお湯の温度が急に変わることがあります。
急にお湯が冷たくなったり、逆に熱くなったりすると、
驚いてしまったり、やけどの原因になることもあります。
そこでおすすめなのが、次の方法です。
シャワーを持つ手の指を1本、常にお湯に触れた状態にしておくこと。

こうしておくと、
- 温度が急に変わったときにすぐ気づける
- すぐにシャワーを避けることができる
というメリットがあります。
この方法は、小さなお子さんのシャワー介助にも役立ちます。
なかなか浴槽から出ないときの工夫
入浴が好きな方の場合、
長湯になってなかなか浴槽から出ないことがあります。
長湯は体に負担がかかり、危険です。
そんな時は、
追い焚きをしてお湯の温度を少し上げるという方法があります。
温度が上がることで、
「そろそろ出ようかな」というきっかけになることがあります。
これも、ホームヘルパーの仕事の中で学んだ工夫のひとつです。

まとめ|安全に入浴できる環境を整えましょう
入浴は、体を清潔にするだけでなく、
心身ともにリラックスできる大切な時間です。
- 手すりの設置(住宅改修)
- 浴室用の福祉用具の購入
- 必要に応じて訪問介護の利用
こうした介護保険のサービスを上手に使いながら、
安全に入浴できる環境を整えていきましょう。

入浴用福祉用具を使用しても、危険を感じる時や、
本人が入浴拒否をする時には、
デイサービスの利用を検討しましょう。
ご相談くださいね。
▶入浴が難しい場合は、デイサービスで入浴するという選択もあります。デイサービスについてはこちら
🌸 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回の記事でも、あなたの不安が少し軽くなりますように。🌸


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