訪問介護とは?できること・できないことを元ヘルパーが解説【生活援助】

介護保険
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介護認定を受けると、訪問介護(ホームヘルパー)やデイサービスなど、さまざまなサービスを利用できるようになります。

▶デイサービスについて詳しく解説している記事はこちら

「親の家が散らかってきた」
「トイレが汚れている」
「料理をしなくなった」

そんな変化に気づいたとき、ヘルパーの利用はとても心強い選択肢です。

私は過去に6年間、ホームヘルパーとして働いていました。
その経験から、ヘルパーの役割や、できること・できないことについてわかりやすくお伝えします。

▼ 介護についてわかりやすく学びたい方には、こちらの本も参考になります。


訪問介護(ホームヘルパー)とは

訪問介護とは、ヘルパーが自宅を訪問し、日常生活のサポートをしてくれるサービスです。

訪問介護
  • 生活援助(掃除・洗濯・調理等)
  • 身体介護(入浴介助・排泄介助・食事介助等)
  • 通院等乗降介助(通院等のための乗車・降車)

ヘルパーは自由に支援できるわけではありません。
ケアマネジャーが作成した「ケアプラン」に基づいて、決められた内容・曜日・時間で支援を行います。

こちらの記事では、生活援助について解説します。

▶身体介護についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ヘルパーはどんなときに利用するとよい?

親の様子を見て、次のような変化があれば利用を検討するとよいでしょう。

  • 部屋が散らかっている
  • トイレや水回りが汚れている
  • 食事を作らなくなった
  • 冷蔵庫の中の食品の管理ができなくなった
  • 洗濯物が溜まっている  等々

こうした変化は、「一人での生活または、夫婦二人の生活が難しくなってきているサイン」です。

また、認知症が原因で、できなくなっていることも少なくありません。

▶認知症チェックリストについての記事はこちら


ヘルパーは何をしてくれる?

ヘルパーは、日常生活でできなくなったことをサポートします。

例えば:

  • 掃除(掃除機・床拭き・棚拭きなど)
  • 洗濯
  • 買い物
  • 調理(普段の家庭料理)

あくまで「日常生活の範囲内」での支援が基本です。

調理の支援が難しい場合は、配食サービスを利用する方法もあります。
栄養バランスのとれた食事を自宅まで届けてくれるため、一人暮らしの方にも安心です。

ヘルパーができないこと

ヘルパーは「お手伝いさん」ではありません。
そのため、何でもお願いできるわけではありません。

介護保険法により提供できるサービスの範囲が決められているため、引き受けたくても「できないこと」があります。

ヘルパーができないこと
  • ケアプランにないサービス
  • 日常生活の範囲を超えたサービス
  • 本人以外に対するサービス
  • 本人ができること

例えば以下は対象外になります。

  • 窓拭きや換気扇の掃除(大掃除レベル)
  • おせち料理など特別な調理
  • 家族の分の家事
  • 本人が使わない部屋の掃除
  • お中元等の日常以外の買い物
  • 庭の草むしり
  • ペットの世話 等々
ケアマネ
ケアマネ

本人のための支援か、

日常生活の支援かどうかが判断基準になります。

訪問介護の生活援助はとても便利ですが、できることには制限があります。

「もう少し柔軟に頼めたら…」と感じる場面もあるかもしれません。

そんなときは、介護保険外サービスを利用するという選択肢もあります。

✔ 時間の制限なし
✔ 家族の分の家事もOK
✔ 必要なときだけ利用できる

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ヘルパー利用で大切なポイント

ヘルパーをうまく活用するためには、ケアマネジャーとの連携がとても重要です。

  • 希望する支援内容をしっかり伝える
  • 困っていることを具体的に話す

ケアプランに反映されていない内容は、ヘルパーは対応できません。

訪問介護と保険外サービスの違い

訪問介護(生活援助)は、介護保険のルールに沿ったサービスです。

そのため、
・できることが決まっている
・時間や内容に制限がある

一方で、介護保険外サービスはより柔軟に利用できます。

「訪問介護だけで足りない」「もう少し自由に頼みたい」と感じたときは、こうしたサービスを併用するのも一つの方法です。

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ヘルパーを嫌がる場合の対応

利用者の中には、「家に他人が入るのが嫌」と感じる方も少なくありません。

その場合は、

  • 無理に進めない
  • まずはケアマネジャーと信頼関係を築く

ことが大切です。

徐々に慣れていくケースも多いので、焦らず進めましょう。

デイサービスでも「行きたくない」と感じる方は多く、対応に悩むご家族も少なくありません。
▶実体験をもとにした対処法は、こちらの記事でまとめています。

ヘルパーを利用するメリット

ヘルパーが入ることで、生活には大きな変化が生まれます。

ヘルパー利用のメリット
  • 部屋がきれいに保たれる
  • 食生活が整う
  • 会話が増える

特に、ヘルパーとの会話や笑い声によって、
家の空気が明るくなるという効果もあります。

まとめ

訪問介護(ホームヘルパー)は、日常生活を支える大切なサービスです。

  • できること・できないことがある
  • ケアプランに基づいて支援される
  • ケアマネージャーとの連携が重要

我慢するよりも、早めに上手に利用することで、
本人も家族も安心して生活できるようになります。

▶通所型のサービスについて知りたい方は、こちらのデイサービスの記事も参考にしてください。

▶訪問介護・デイサービス・ショートステイを同じ事業所でまとめて利用できる「小規模多機能型居宅介護」というサービスもあります。介護者が休めない・急に介護できなくなったときの対処法とあわせて、介護できないときに頼れる「ショートステイ」と「小規模多機能型居宅介護」の活用ガイドもご参考にどうぞ。

▶ 在宅介護が不安な方へ
・在宅介護が限界と感じたときの対処法はこちらで詳しく解説しています
・BPSD(認知症の症状)で困ったときの対応はこちらで詳しく解説しています

▶ 生活援助だけで対応が難しい場合は、身体介護(入浴・排泄など)の介助について
こちらで詳しく解説しています

あわせて読むことで、これからの介護の備えがより分かりやすくなります。

🌸 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回の記事でも、あなたの不安が少し軽くなりますように。🌸

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